冬が近づくたびに考える、スタッドレスタイヤへの履き替え。
雪が積もる年もあれば、ほとんど降らない年もあります。それでも冬に備えてスタッドレスに交換して、春になったら夏タイヤへ戻す。
しかも、タイヤ交換は私がしていました。
毎年のこの作業が面倒になり、2025年8月からエブリイにダンロップの「ALL SEASON MAXX VA1」を使っています。
それから1年以上。
普段の乗り心地や雨の日の走行、うっすら雪が積もった道で感じたこと、そして冬に備えて今も用意しているものを紹介します。
スタッドレスへの履き替えをやめたかった理由
以前は夏タイヤとスタッドレスを季節ごとに交換していました。
ただ、私の住んでいる地域は毎年必ず雪が積もるわけではありません。
積もる年もあれば、全然降らない年もあります。
もちろん、突然の雪には備えておきたい。でも、そのために毎年タイヤを交換するのは面倒でした。
タイヤ交換は私がしていた
スタッドレスへの履き替えには、いくつかの工具を使っていました。
エマーソン トルクレンチ EM-29
ホイールナットを車両指定のトルクで締め付けるための工具です。

BAL フロアジャッキ No.7802
車体を持ち上げるための油圧式ジャッキ。ローダウン車にも対応するタイプです。

高儀 18V充電式インパクトレンチ SL-IW200-AS
ホイールナットの取り外しや仮締めに使う電動工具です。最終的な締め付けトルクの確認にはトルクレンチを使います。

こうした道具を使って交換していましたが、道具があっても季節ごとの作業そのものはなくなりません。
※タイヤ交換をする場合は、車両の指定するジャッキアップポイントや締め付けトルク、ジャッキスタンドなどの安全対策を必ず確認してください。
スタッドレスの保管にはタイヤラックを使用
使っていないスタッドレスは、NTYの軽自動車用タイヤラックに保管していました。
上下2段で4本収納できる、キャスター付きのスリムタイプです。
外寸は約幅40cm・奥行40cm・高さ95cm。
4本をまとめて保管できるので、スタッドレスを使い続ける人には便利な収納方法だと思います。

ただ、タイヤをきれいに収納できても、交換の手間は変わりません。
保管方法を工夫するより、そもそも季節ごとの履き替えをなくせないか。
そう考えて選んだのが、オールシーズンタイヤでした。
選んだのはダンロップ ALL SEASON MAXX VA1
2025年8月から、エブリイにダンロップの「ALL SEASON MAXX VA1」を装着しています。
タイヤサイズは145/80R12 80/78Nです。
VA1は、バンや商用車向けのオールシーズンタイヤ。
メーカーは乾いた路面や濡れた路面に加え、浅い積雪やシャーベット状の路面への対応を案内しています。
一年を通して同じタイヤを使えることが、今回の目的に合っていました。

1年以上使って感じたこと
乗り心地と走行音は気にならない
普段の運転では、乗り心地も走行音も特に気になりません。
オールシーズンタイヤだからといって、日常的に違和感を覚えるようなこともありませんでした。
雨の日も不安を感じていない
雨の日にも走っていますが、私が普段運転している範囲では滑るような感覚はありません。
もちろん、どんな雨でも滑らないという意味ではありません。
今のところ、普段使いで不満を感じていないというのが正直な感想です。
うっすら雪が積もった道も走った
実際に、うっすら雪が積もった道を走ったこともあります。
そのときは慎重に運転しましたが、不安を感じることはありませんでした。
ただし、走ったのは薄い積雪の道路です。
深く積もった雪や凍結した道路での走行性能まで確認できたわけではありません。
オールシーズンタイヤだから大丈夫、と油断しないことは大切だと思っています。
万が一に備えて、スノーソックスも車に積んでいる
オールシーズンタイヤに替えましたが、冬の備えを何もしていないわけではありません。
もしものときに備えて、JASIDAの布製スノーソックス「KE70」を車に積んでいます。
タイヤにかぶせて使う布製の滑り止めです。
かさばりにくい布製タイプなので、非常時用として用意しています。

ただし、スノーソックスを積んでいれば、どんな雪道でも走れるわけではありません。
製品の適合サイズや取り付け方法、道路ごとの規制内容は確認が必要です。
また、今回紹介しているのは車に備えているという話で、実際の雪道での使用性能を評価したものではありません。
オールシーズンタイヤが苦手な道路もある
VA1は浅い積雪などへの対応が案内されていますが、スタッドレスタイヤの完全な代わりではありません。
特に気を付けたいのが凍結路面です。
雪があまり積もっていなくても、路面が凍っている場合があります。
雪の多い地域や、凍結する道路を日常的に走る人には、スタッドレスタイヤの方が適している場合があります。
また、高速道路などでチェーン装着が必要な規制が出た場合は、オールシーズンタイヤを履いていても規制に従う必要があります。
私の場合も、雪や凍結の状況によっては運転を控える判断が必要だと考えています。
オールシーズンタイヤは、こんな人に向いていると思う
今回の経験から、次のような人には検討する価値があると思います。
- 雪が積もることはあるけれど、毎年ではない地域に住んでいる
- 夏タイヤとスタッドレスの履き替えが面倒
- 使わないタイヤの保管場所を減らしたい
- 普段は乾いた道路や雨の日の走行が中心
反対に、冬に雪道や凍結路面を頻繁に走る人には、スタッドレスを基本に考えた方がよいと思います。
また、タイヤの履き替えがなくなっても、空気圧や摩耗状態の点検、寿命に応じた交換は必要です。
毎年のタイヤ交換を考えなくてよくなった
以前は冬が近づくと、スタッドレスをラックから出して、私が交換していました。
春になれば、また元に戻す。
今はその作業をしていません。
乗り心地や走行音も気にならず、普段の運転では特に不満もありません。
もちろん、雪道での性能を過信するつもりはありませんし、もしものときのためにスノーソックスも用意しています。
それでも、雪がほとんど降らない年もある地域で、毎年のタイヤ交換を続けなくてよくなったのは大きな変化でした。
オールシーズンタイヤがすべての人に合うとは思いません。
でも、私のように雪が少ない地域で、履き替えの手間を減らしたい人には、考えてみてほしい選択肢です。
